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梨状筋症候群について

梨状筋症候群は、お尻の深い部分に位置する梨状筋が緊張したり硬くなったりすることで、その周辺を走る坐骨神経に負担がかかり、お尻から脚にかけて痛みやしびれなどが生じる状態です。年齢や運動習慣にかかわらず起こる可能性があり、症状が強くなると普段の生活にも影響することがあります。

 

長時間イスに座っていることが多い仕事や車の運転、姿勢の崩れ、スポーツなどによる同じ動作の繰り返しは、梨状筋に負担をかける要因になります。筋肉への負荷が蓄積すると、「歩いていると脚がしびれてくる」「立ち上がるときにお尻が痛む」などの症状を感じるようになる場合があります。

 

また、骨盤や股関節の動きが硬くなっていたり、筋肉の働きに偏りがあったりすることも発症に関係します。運動不足や加齢による筋力低下に加え、睡眠不足や精神的なストレスによって筋肉が緊張した状態が続くと、症状が強くなることもあります。

 

痛みやしびれをそのままにしていると、症状が長引いて慢性的な不調につながる可能性があります。歩く、階段を上る、仕事や家事をするといった日常の動作にも影響することがあるため、症状の原因を確認したうえで、状態に合わせた施術やストレッチ、セルフケアなどを取り入れることが大切です。

 

梨状筋症候群の原因について

梨状筋症候群は、スポーツなどで身体を動かしすぎた場合だけに起こるものではありません。日頃の姿勢や身体の使い方、運動習慣など、複数の要素が積み重なることで症状につながることがあります。

 

原因として考えられるものには、長時間のデスクワークや車の運転による座り姿勢、骨盤や股関節の動きの偏り、姿勢の崩れ、筋肉の柔軟性低下などがあります。梨状筋に継続的な負荷がかかって緊張すると、その近くを通る坐骨神経にも圧迫や刺激が加わり、お尻や脚に痛みやしびれを感じることがあります。

 

さらに、運動不足によって体幹や股関節周辺の筋肉が弱くなると、特定の筋肉に負荷が集中しやすくなります。その結果、梨状筋への負担が増えて症状が長引く場合があります。また、精神的なストレスや生活リズムの乱れなどによって筋肉が緊張し、血流が低下することも、痛みや違和感を感じやすくなる一因です。

 

このように、梨状筋症候群には日常生活の習慣や姿勢、筋力、柔軟性など、身体全体の状態が関係しています。症状のある部分だけを見るのではなく、普段の身体の使い方や負担のかかっている箇所を確認しながら、原因に合わせたケアを行うことが改善を目指すうえで重要です。

 

梨状筋症候群の症状について

梨状筋症候群では、お尻の奥に感じる痛みや重さのほか、脚へ伝わるしびれや違和感などが起こることがあります。症状の出方には個人差があり、歩くときや椅子から立ち上がるときなど、特定の動作で痛みが強くなるケースもあります。

 

「イスに長く座っているとお尻から脚にかけてしびれてくる」「歩き続けていると太ももやふくらはぎまで痛みを感じる」など、日常生活の中で不調に気づく方もいます。デスクワークや運転など、座っている時間が長い方ほど症状を感じやすい場合があります。

 

不快感やしびれはお尻周辺だけでなく、太ももからふくらはぎ、足先まで広がることもあります。坐骨神経周辺に負担がかかることで、このような症状が現れる場合があります。症状が長期間続けば慢性化する可能性もあり、回復まで時間がかかることがあります。特に起床後や長時間座った後、車の運転を終えた直後などに症状が強くなるケースもあります。

 

「長時間座っていたから仕方がない」と考えて放置するのではなく、痛みやしびれが繰り返される場合には、身体に負担がかかっているサインとして考えることが大切です。早めに状態を確認し、身体に合わせた施術やストレッチ、セルフケアなどを取り入れることで、症状の軽減を目指すだけでなく、再び不調が起こるのを防ぐためのケアにもつながります。

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