腱鞘炎について
腱鞘炎は、筋肉の力を伝える腱と、その通り道である腱鞘に炎症などの変化が生じ、痛みや動かしにくさが現れる状態です。手首や指に起こることが多く、物を持つ、文字を入力するなどの動作がつらくなることがあります。
「家事の最中に手首が痛む」「スマートフォンを使うだけでもつらい」「重い物を持てない」など、普段の生活に影響します。手は毎日使うため、少し良くなっても負担が重なり、症状を繰り返す場合があります。
当院では、痛みが出る場所と手の使い方を確認し、症状に合わせた施術や生活上のアドバイスを行います。仕事や育児を続けながら、どのように負担を減らせるかも一緒に考えます。
腱鞘炎の原因について
手首や指を繰り返し使うことや、強く握る動作などが関係します。調理、掃除、工具の使用、楽器の演奏など、同じ部位を続けて使う場面では負担が蓄積しやすくなります。
パソコンやスマートフォンの操作でも、使う時間や手首の角度によっては症状が強くなることがあります。作業量だけでなく、道具の持ち方や休憩の取り方なども確認したいポイントです。
妊娠・出産期や更年期に起こりやすいタイプもあり、単に使いすぎだけが原因とは限りません。当院では、身体の状態や生活背景を伺い、施術内容とセルフケアの方法を検討します。
痛みを減らすには、患部への繰り返しの負担を見直すことが大切です。手首を大きく曲げたまま作業しない、両手で物を持つ、作業を小分けにするといった工夫を、生活に合わせてお伝えします。
腱鞘炎の症状について
手首や指を動かしたときの痛み、腫れ、押したときの痛みなどが主な症状です。使わないときは気にならなくても、物を握る、持ち上げるといった動作で痛むことがあります。
手首の親指側に症状が出るドケルバン病や、指の付け根に痛みと引っかかりが出るばね指など、場所によって特徴が異なります。痛みをかばって、手や腕全体が疲れやすくなる場合もあります。
強い痛みを我慢して動かしたり、無理にストレッチしたりせず、まずは負担を減らしましょう。急な強い腫れや赤み、発熱を伴う場合は、通常の使いすぎによる腱鞘炎以外も考え、医療機関での確認が必要です。
当院では、手首や指の状態に合わせ、周囲の筋肉へのケアや固定補助などを検討します。「手を休めるのが難しい」という方も、痛みを我慢せずご相談ください。続けやすい対策を一緒に見つけていきます。


天白区野並院