ハイボルト治療
ハイボルト治療は、高電圧のパルス電流を利用する電気刺激療法について使われる名称です。一般に痛みの緩和などを目的として検討されますが、機器や設定によって内容は異なります。このページでは電気刺激療法の一般的な考え方と、受ける前に確認したいことをご紹介します。
肩や腰などの痛みがあっても、その背景は筋肉や関節の負担、けが、神経の問題などさまざまです。電気刺激で痛みの感じ方が変わっても、原因が診断できたことや、傷んだ組織が治ったことを意味しません。まず症状の経過と状態を確認することが大切です。
刺激の強さや実施回数だけで効果を決めることはできず、反応にも個人差があります。痛みが出る動作、けがの有無、これまでの治療などを伝え、目的や適応を相談しましょう。必要な医療機関の診療や、日常生活での負担への対応と合わせて考えます。
電気刺激療法の目的と考え方
電気刺激を利用する方法
ハイボルトと呼ばれる方法では、短い時間のパルス電流によって刺激を与えます。具体的な波形や出力、電極の使い方は機器によって異なります。高電圧という名称だけで刺激の強さや効果を想像せず、説明を受けて確認しましょう。
痛みの緩和と原因への対応
痛みの緩和を目的とするケアと、骨折や神経の病気などの診療は役割が異なります。痛みが軽くなった場合でも、動作や負担の見直しが必要なことがあります。症状が戻る、悪化する場合は、原因を再確認することが重要です。
目的に合っているかを考える
痛みを減らしたい、動作を楽にしたいなど、希望する変化を具体的に伝えましょう。使用する機器、実施部位、注意事項を確認し、状態に合った方法かを相談します。どのような痛みにも同じ対応が適切とは限りません。
受ける前後の確認と注意点
症状の変化を伝える
実施前後にどの動作で痛むか、日常生活でどう変化したかを伝えると、対応を見直す手掛かりになります。感覚の変化だけで治癒を判断せず、無理な運動再開を避けましょう。症状が続く場合は、医療機関の評価も検討します。
痛みや皮膚刺激を我慢しない
電極を使う部分に傷や炎症がある場合、刺激に対する感じ方が鈍い場合は事前に知らせてください。実施中に強い痛み、熱さ、気分不良が出たらすぐ伝えます。施術後の赤みや痛みが続くときも、状態の確認が必要です。
持病と機器の注意事項を確認する
植込み型の医療機器の有無、妊娠、治療中の病気などを申告しましょう。使用可否は機器の禁忌・注意事項によっても異なります。安全性を名称だけで判断せず、必要に応じて主治医に相談してから検討してください。


天白区野並院