半月板損傷
半月板は、膝の中で太ももの骨とすねの骨の間にある軟骨組織です。衝撃を和らげ、関節の安定などを助けています。半月板損傷は、この組織が傷つく状態で、運動中のけがだけでなく、年齢に伴う変化を背景に起こる場合もあります。
膝をひねった後に痛む、曲げ伸ばしで引っかかる、腫れが続くなどの症状がみられます。ただし、同じような膝痛がすべて半月板によるものとは限らず、靱帯や関節軟骨などの状態も合わせて確認します。
痛みがあるまま深くしゃがんだり、膝をひねって確かめたりするのは避けましょう。診察や必要に応じた画像検査で損傷の状態を確認し、生活や競技への対応を整形外科で相談することが大切です。
半月板損傷の原因
体重がかかった状態で膝をひねる
スポーツで踏ん張ったまま方向を変えるなど、膝に荷重とひねりが加わる場面で損傷することがあります。受傷時の動き、直後の痛みや腫れ、音の有無などを伝えることが評価に役立ちます。
加齢などに伴う半月板の変化
年齢に伴って半月板の状態が変わり、比較的小さな動作をきっかけに損傷する場合があります。大きなけががなかったからといって、組織の損傷がないとは限りません。発症の経過も確認します。
他の膝の損傷との重なり
膝をひねったけがでは、半月板と靱帯などが同時に傷つく場合があります。レントゲンで骨に異常がないことだけでは半月板損傷を否定できず、診察所見などを踏まえた判断が必要です。
半月板損傷の症状
曲げ伸ばしや荷重時の痛み
歩く、階段を使う、しゃがむ動作で膝が痛むことがあります。痛む場所や動きは損傷の状態によって異なるため、無理に繰り返して確かめず、日常のどの動作がつらいかを具体的に伝えます。
膝の腫れや動かしにくさ
けがの後や活動に伴って膝が腫れ、曲げ伸ばしがしにくくなる場合があります。腫れが続く、再び運動すると痛む場合は、安静だけで様子を見続けず、医療機関で状態を確認しましょう。
引っかかりやロッキング
膝の中で引っかかる感じがしたり、急に膝を伸ばせなくなったりすることがあります。動かない状態を無理に戻すことは避け、ロッキングが疑われる場合は早めに整形外科を受診してください。


天白区野並院