楽トレ
楽トレを検討する方には、運動する機会が少ない、筋肉を使う感覚がつかみにくいなどの悩みを持つ方がいます。ここでは、楽トレとして案内されることのあるEMSを使った筋肉への電気刺激について、一般的な仕組みと、利用を考える際の注意点をご紹介します。
EMSは電気刺激によって筋肉の収縮を起こす方法です。自分で体を動かす運動とは刺激の与え方が異なり、機器の種類や設定、使う部位によって内容が変わります。名称だけで同じ機器や方法だと判断せず、実際に何を目的に行うかを確認することが大切です。
電気刺激を受けるだけで体重が減る、姿勢が必ず改善する、通常の運動が不要になるとは言えません。健康づくりでは、体力や体調に合わせた日常の活動も重要です。現在の悩みや運動習慣を伝え、期待できることと限界を理解してから取り入れましょう。
EMSの仕組みと目的
筋肉へ刺激を与える仕組み
EMSでは体表に付けた電極などから電気刺激を与え、筋肉の収縮を促します。刺激を感じる程度や収縮の様子は、条件によって異なります。強ければよいというものではなく、目的と体の状態に合った使い方が必要です。
運動との役割の違い
歩く、立ち上がるなどの動作には、筋肉だけでなくバランスや動きの調整も関わります。電気刺激だけですべてを補えるとは限りません。日常生活で困っている動作を整理し、無理のない活動や運動と合わせて考えることが大切です。
目標を具体的にして相談する
何となく鍛えたいという希望だけでなく、どのような生活を送りたいかを伝えましょう。実施する部位、機器の説明、刺激の調整方法などを確認します。回数や期間だけで成果を保証する説明ではなく、自分の状態に合うかを検討します。
利用前に確認したいこと
刺激を強くしすぎない
刺激の感じ方には個人差があります。痛みや強い不快感を我慢する必要はありません。使う部位にしびれや感覚の鈍さがある場合も事前に伝え、実施中に違和感が出たらすぐ知らせて、継続してよいか確認しましょう。
皮膚の状態を確認する
電極を付ける部分に傷、かぶれ、湿疹などがある場合は事前に相談してください。電気刺激では皮膚の刺激ややけどなどの問題が報告されています。実施後に赤みや痛みが続く場合は、無理に繰り返さず状態を確認します。
持病や医療機器を伝える
植込み型の医療機器、妊娠、心臓の病気、治療中の病気などがある場合は必ず申告しましょう。使用可否は機器の注意事項と医療者の判断に従います。自己判断で安全だと考えず、必要に応じて主治医へ確認してください。


天白区野並院