
群発性頭痛(群発頭痛)は、片側の目の周辺や目の奥などに、非常に強い痛みが起こる頭痛の一つです。
一定の期間に頭痛が繰り返し起こることが特徴で、発作が起こる時間帯がある程度決まっている場合もあります。
「目の奥をえぐられるように痛い」「片側の目の周辺が激しく痛む」など、非常に強い痛みを感じることがあります。
また、頭痛と同じ側の目が赤くなる、涙が出る、鼻水や鼻づまりが起こるなど、頭痛以外の症状を伴うこともあります。
群発頭痛は、毎日またはほぼ毎日のように頭痛発作が起こる期間が数週間から数か月続き、その後しばらく頭痛が起こらない期間があるなど、特徴的な経過をたどることがあります。
非常に強い頭痛が繰り返し起こる場合は、自己判断で我慢せず、医療機関を受診して原因を確認することが大切です。

群発頭痛が起こる詳しい原因については、現在も研究が続けられています。
頭の中にある視床下部と呼ばれる部分や、三叉神経、自律神経などが関係していると考えられています。
視床下部との関係
群発頭痛は、一定の時間帯に繰り返し起こることが特徴の一つです。
そのため、体内時計などに関係する視床下部の働きが関係しているのではないかと考えられています。
三叉神経との関係
三叉神経は顔や頭部の感覚などに関係する神経です。
群発頭痛では、この三叉神経が関係することで、目の奥やその周辺に強い痛みが起こると考えられています。
自律神経の働き
群発頭痛では、頭痛と同じ側の目が赤くなったり涙が出たり、鼻水や鼻づまりが起こったりすることがあります。
こうした症状には、自律神経の働きが関係していると考えられています。
飲酒
群発頭痛の発作が起こっている期間には、飲酒が頭痛発作のきっかけになることがあります。
群発頭痛の発作期には飲酒を避けることが大切です。
睡眠リズムの変化
群発頭痛は、夜間や睡眠中に起こることがあります。
睡眠リズムの変化などによって症状が誘発される場合もあるため、できるだけ規則正しい生活を心がけることが大切です。
喫煙などの生活習慣
群発頭痛は、喫煙との関連が指摘されています。
喫煙習慣がある場合には、生活習慣を見直すことも大切です。
このように、群発頭痛は首や肩の筋肉のこりだけが原因となって起こる頭痛ではなく、神経や自律神経などさまざまな身体の仕組みが関係していると考えられています。

群発頭痛は、頭痛の中でも特に強い痛みが起こることが特徴です。
片側の目の周辺や目の奥を中心として激しい痛みが起こり、頭痛と同じ側に目や鼻の症状を伴うことがあります。
目の奥に非常に強い痛みがある
片側の目の奥や目の周辺に、非常に強い痛みが突然起こることがあります。
「目の奥をえぐられるような痛み」と表現されることもあります。
片側に強い痛みが起こる
群発頭痛では、頭の片側に集中して強い痛みが起こることが特徴です。
特に目の周辺からこめかみにかけて痛みを感じる場合があります。
目が赤くなる・涙が出る
頭痛が起こっている側の目が赤くなったり、涙が出たりすることがあります。
痛みと同じ側にこのような症状が現れることが特徴の一つです。
鼻水や鼻づまりが起こる
頭痛と同じ側の鼻に、鼻水が出る、鼻が詰まるなどの症状が起こることがあります。
顔に汗をかくことがある
頭痛が起こっている側の顔に汗をかくなど、自律神経に関連した症状が現れることがあります。
まぶたが腫れる・下がることがある
頭痛と同じ側のまぶたが腫れたり、まぶたが下がったりすることがあります。
目の周辺に現れる症状は、群発頭痛の特徴の一つです。
決まった時間帯に起こることがある
群発頭痛では、夜間や睡眠中など、ある程度決まった時間帯に頭痛が起こることがあります。
同じような時間帯に強い頭痛が繰り返し起こる場合には注意が必要です。
一定期間に頭痛が繰り返される
群発頭痛では、数週間から数か月ほどの期間に頭痛発作が繰り返し起こり、その後、頭痛が起こらない期間が続くことがあります。
頭痛が起こっている間にじっとしていられない
群発頭痛は非常に強い痛みが特徴で、発作中にじっとしていることが難しくなり、落ち着かず動き回ってしまうことがあります。
群発頭痛は非常に強い痛みを伴うことがあるため、これまで経験したことのない激しい頭痛が突然起こった場合や、意識の変化、手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、発熱などを伴う場合には、緊急性のある病気が隠れている可能性があります。
このような場合は、速やかに医療機関を受診してください。