
緊張性頭痛(緊張型頭痛)は、頭の周囲が締め付けられるような痛みや、頭が重く感じるような症状が特徴的な頭痛です。
日常生活の中でも比較的起こりやすい頭痛の一つで、長時間のデスクワークや同じ姿勢が続いたときなどに感じることがあります。
「頭が重い」「頭を締め付けられているように感じる」「首や肩がこると頭も痛くなる」といった症状が代表的です。
片頭痛のようなズキズキとした痛みとは異なり、頭全体が重く感じたり、圧迫されるような痛みが続いたりすることがあります。
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用、同じ姿勢を続けることなどによって、首や肩周辺の筋肉に負担がかかると、頭痛につながる場合があります。
緊張性頭痛は一時的に起こる場合もありますが、繰り返し症状が現れることもあります。
頭痛が長期間続いている場合や、日常生活に支障が出ている場合には、頭痛だけでなく首や肩、姿勢など身体全体の状態を確認することも大切です。

緊張性頭痛には、首や肩周辺の筋肉の緊張、長時間の同じ姿勢、精神的なストレスなど、さまざまな要因が関係すると考えられています。
一つの原因だけではなく、複数の要因が重なることで症状が起こりやすくなる場合があります。
長時間のデスクワーク
パソコンを使った作業などで長時間同じ姿勢を続けていると、首や肩周辺の筋肉に負担がかかります。
身体を動かす機会が少ない状態が続くことで、筋肉が緊張しやすくなり、頭痛につながる場合があります。
スマートフォンの使用
スマートフォンを長時間使用すると、画面を見るために頭を前に傾けた姿勢になりやすくなります。
このような姿勢が続くと、首や肩周辺の筋肉に負担がかかり、こりや張りを感じることがあります。
姿勢の乱れ
猫背などの姿勢が続くと、頭の位置が身体の中心より前に出やすくなります。
頭を支えるために首や肩周辺の筋肉が緊張し続けることで、首や肩のこりとともに頭痛を感じる場合があります。
首や肩周辺の筋肉の緊張
首や肩周辺の筋肉に負担がかかり続けると、筋肉が緊張した状態になりやすくなります。
首や肩のこりが強くなると、頭が重い、締め付けられるように感じるなどの頭痛につながる場合があります。
精神的なストレス
仕事や家庭、人間関係などによる精神的なストレスも、緊張性頭痛に関係する要因の一つです。
ストレスによって身体に力が入り、首や肩周辺の筋肉が緊張しやすくなることがあります。
目の疲れ
パソコンやスマートフォンなどを長時間見続けることで目に負担がかかると、目の疲れとともに首や肩の緊張を感じることがあります。
こうした状態が続くことで、頭痛を感じる場合があります。
運動不足
身体を動かす機会が少ない状態が続くと、首や肩周辺の筋肉を動かす機会も減ってしまいます。
同じ姿勢が長時間続くことと重なることで、筋肉が緊張しやすくなる場合があります。
睡眠不足や疲労
睡眠不足や身体の疲労が続くと、身体の緊張が抜けにくくなることがあります。
十分に休息を取れない状態が続くことで、首や肩のこりとともに頭痛を感じる場合があります。
このように、緊張性頭痛には姿勢や身体の使い方、筋肉の緊張、ストレスや疲労など、さまざまな要因が関係しています。
頭痛を繰り返す場合には、頭痛が起こったときの姿勢や生活状況などを振り返ることも大切です。

緊張性頭痛の代表的な症状は、頭を締め付けられるような痛みや、頭全体が重く感じるような痛みです。
首や肩のこり、目の疲れなどを伴うこともあります。
頭が締め付けられるように痛む
頭の周囲をベルトで締め付けられているような、圧迫感のある痛みを感じることがあります。
頭の片側だけではなく、両側や頭全体に痛みを感じる場合もあります。
頭が重く感じる
強い痛みというよりも、頭全体が重い、すっきりしないといった感覚になることがあります。
仕事や家事などをしているうちに、徐々に頭が重く感じられる場合もあります。
首や肩がこる
緊張性頭痛では、頭痛と同時に首や肩のこりを感じることがあります。
特に長時間のデスクワークやスマートフォンの使用後などに、首から肩にかけて張りや重さを感じる場合があります。
目の疲れを感じる
パソコンやスマートフォンなどを長時間使用した後に、目の疲れや乾燥を感じ、それとともに頭痛が起こることがあります。
頭痛が長く続くことがある
緊張性頭痛は、短時間で治まる場合もあれば、長時間にわたって痛みや重さを感じる場合もあります。
症状が繰り返し起こる場合には、日常生活での姿勢や身体の使い方を見直すことも大切です。
首を動かすと首や肩に張りを感じる
首や肩周辺の筋肉が緊張していると、首を左右に動かしたときなどに張りや動かしにくさを感じることがあります。
頭痛と同時に首や肩の不調を感じる場合には、首や肩周辺の状態も確認することが大切です。
疲労やストレスで症状が強くなる
仕事や家事などで疲労が蓄積したときや、精神的なストレスを感じているときに、頭痛が強くなる場合があります。
頭痛には緊張性頭痛以外にも、片頭痛などさまざまな種類があります。
突然これまでに経験したことのない強い頭痛が起こった場合や、発熱、意識の変化、手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らないなどの症状を伴う場合には、緊急性のある病気が隠れている可能性もあるため、速やかに医療機関を受診してください。